東京で働くと関西で働くより120万損する
就活をしていた時分に、
「でも結局東京は家賃で取られるからなぁ」
みたいなことをよく聞いたし、言っていた。
結局東京で働くことになったが、実際に東京の会社で働くのと関西の会社で働くのを比べる際に、すべての違いを金額に収束させて計算してみたことがあった。
その時のメモを残そう。
以下、社会人1年生が同水準の生活をしたとき、関西と東京でどのくらい違いが出るのかの計算である。
会社の設定
サンプル1 :関西の会社
日系大手企業、家賃手当、食堂有り。
梅田
サンプル2:関東の会社
外資系、家賃補助等の福利厚生はほぼなし。
丸の内
金額の計算
実際に自分が迷っていたくらいの会社の情報をサンプルとして、金額ベースで計算する。
差異が出そうなポイントのみ計算しているため、網羅性はない。
家賃
通勤する一人暮らしとして同じレベルの家に住むとして、実際にSUUMOで調べた情報をもとに計算した。
そろえた条件
通勤電車20分以内、駅徒歩7分以内、独立洗面台付き、風呂、トイレ別、7畳以上
家賃
関西(築3年):6万円
関東(築15年):11万円
東西差(月当たり)
家賃補助を加味(勝手に3万円とする)
11-(6-3)=8万円
食費
仕事のストレスが全部食に行くタイプのサラリーマンなので、ランチは毎日食べるし、週に2回は飲みに行く想定で計算する。
昼食
関西:700円/日
関東:1100円/日
夕食(飲み)
関西
3500円(一次会)+2500円(二次会)=6000円
6000*2=12000円/週
関東
4000円(一次会)+3000円(二次会)=7000円
7000*2=14000円/週
東西差(月当たり)
400*20 +1000*4=12000円
帰省代
年に3回帰ると想定する(年末年始、盆+α)
関東:3万円/回
関西:1000円/回
東西差(年当たり)
8万7千円
合計
960000+144000+87000=1,191,000
⇒119万円である。
うだうだと書いたが、「東京で暮らすと、関西より120万円ほど多くかかる」という計算結果になった。
人には人の生活スタイルがあるので、万人に当てはまるわけではないが、一つの参考にはなると思う。
こういうこと書くと、将来の給料は全然違うから云々とか、ビジネスの中心地にいることで得られる経験が云々とかあると思うが、金に困ってるのは1年生やねん、今やねん。
結局、給料高くても、最初はトントンなのである。